#author("2021-08-12T20:32:54+09:00","","") #navi(../) * Chrome OSのLinux開発環境を日本語環境にする手順 [#h761dcad] 以下の関連記事でChrome OSの[[Linux環境のインストール(有効化)>Linux/ChromeOSにLinuxをインストール(有効化)する]]をしてインストールしました~ しかし、日本語化していないので GIMPやMATEターミナルをインストールして起動するとメニューなどが英語のままです。~ またターミナル(Bash)の出力も英語のままですね。~ 本資料では、Linux開発環境を日本語化する手順を記します。 #contents * 関連記事 [#s022318b] -[[ChromeOSにLinuxをインストール(有効化)する>Linux/ChromeOSにLinuxをインストール(有効化)する]] -[[Linux開発環境で日本語入力可能とする手順>Linux/Linux開発環境で日本語入力可能とする手順]] -[[Chrome OSのLinux開発環境を日本語環境にする手順>Linux/Chrome OSのLinux開発環境を日本語環境にする手順]] * 動作確認したChrome OS [#vaf40d3e] -ARM CPU~ 92.0.4515.130 (Official Build) (32ビット) -INTEL CPU~ 92.0.4515.130 (Official Build) (64ビット) * 参考サイト [#i9854f60] - [[初期設定&日本語入力を使えるようにする方法|ChromebookでLinux>https://catalyst-wakaba.com/linux-on-chrome-os/]] * 英語で表示されているアプリケーション [#s546cb01] 以下のキャプチャの通り、本資料の日本語化をしないと英語で表示されていますね。 - MATE Terminal #ref(01.png) #br - GIMP #ref(02.png) #br * 日本語環境の構築手順 [#u7c18764] 以下の手順で日本語化をインストールし設定します。 + Linuxアプリのターミナルを起動します。 #ref(11.png) #br + 日本語フォントのインストール~ 日本語フォントを以下のコマンドでインストールします。~ (個人的によく利用するフォント群になります。)~ 以下のコマンドを入力しEnterキーを押します。プロンプトが戻ってきたらフォントのインストールは完了です。 sudo apt install fonts-ipafont fonts-vlgothic fonts-migmix fonts-mplus fonts-ricty-diminished -y #br + 以下のコマンドで日本語関連パッケージなどインストールします。 sudo apt install task-japanese locales-all -y #br + 日本語環境に設定します。 sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja" #br + シェルフに表示されているターミナルを2本指でタップするか、Altキーを押しながらタップしてください。~ マウスを接続されている場合は、右クリックです。 + Linuxをシャットダウンをタップまたはクリックし終了させます。 #ref(12.png) #br * 日本語化の動作確認 [#k8dd54c0] GIMPやMATEターミナルを起動するとキャプチャの通り、メニューやターミナルの出力が日本語になっています。~ (Visual Studio CodeはVisual Studio Codeの拡張機能を操作し日本語化の拡張機能をインストールしましょう。) - MATE Terminal #ref(21.png) #br - GIMP #ref(22.png) #br 以上、Chrome OSのLinux開発環境を日本語化する手順でした。